
CLTとはセントラルロケーションテストの略称で、提示物に対する評価情報を得る場合などに用いられます。あらかじめ設定した会場に、調査対象者を集めてアンケートを行う手法です。調査対象者を事前に設定する手法と、会場近辺の通行者に調査協力を求める手法があります。
提示物の提示形式などを統一できるため、調査基準・評価基準にブレが生じず、正確なデータが得られるのが特徴です。また、秘匿性の高い試作段階の商品やコンセプト案などは調査が終了したその場で回収できるため、持ち出しなどによる情報漏えいを防ぎ、高い機密性を保持できます。実施している会場でデータ収集を行うので、訪問調査に比べ短期間でデータを収集できることもメリットです。
会場近辺の通行者へ調査協力を求める方法では、会場の空き状況や立地条件に左右されることもあり、事前の調査計画が必要です。また最近では、強引な勧誘への取り締まり強化の影響や、周辺商店・店舗からの苦情が発生するなどの問題から、管轄の警察署に「道路使用許可」を事前に得る必要があります。ただし、地域や場所によっては許可が下りにくい場合もあります。